こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
先日、ボサノバの法王と呼ばれ、「イパネマの娘」の作曲でも有名なジョアン・ジルベルト氏が死去されました。追悼と哀悼の意を表して今回は彼が現代のミュージックシーンにどれだけの足跡を残したかを振り返りたいと思います。
僕がボサノバに出会ったのがいつかは覚えてませんが、ボサノバを意識するようになったのは大学生の頃。その当時世の中はアンプラグドブームが訪れ、エリック・クラプトンのティアーズ・イン・ヘヴンが街で流れていた時です。その当時僕はその頃巷で流行っていたフレンチポップのコード進行に魅了されていました。また並行してジャズなどの理論も勉強していたのですが、ふとフレンチポップとボサノヴァのコード進行が結構似てることに気づいたのです。
フランスとボサノヴァの関係性にその当時は気づいてはいませんでしたが、僕の中では「ボサノヴァを勉強すればフレンチポップも理解できる」と考えていました。
今となってはボサノバの方がはるかに深淵が深く、理論的だったのですが、その当時の僕は逆に考えていました。ところがボサノバの事を知っていくうちにフレンチポップはどうでも良くなり(笑)、ボサノバに夢中に取り組んでいる自分がいました。
そんな僕にとってボサノバのギタリストといえばバーデン・パウエルとジョアン・ジルベルトだったのです。
僕はバーデンパウエルのサンバを基調にした荒々しいスタイルが好きでしたが、おそらくみなさんの中でボサノバというとカフェとかで流れるおしゃれなゆったりとしたリズムを想像される方が多いのではないでしょうか?カフェとかで流れているボサノバのギターはジョアン・ジルベルト寄りのギターのリズムです。
ボサノバの功労者を2人あげろと言われれば1番手にはアントニオ・カルロス・ジョビン。2番手にジョアン・ジルベルトをあげるのに異論を挟む人は少ないと思います。
(もしかするとヴェニシウス・モライスの名をあげる人もいるかも知れませんが・・・)
ボサノバはジャズやブルースと違って非常に若く、少数のアーティストに寄って完成させられたジャンルです。
続きは次回書いていきます。
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